養豚事業

循環型資源の有効活用を取り入れた生産

養豚事業は、大口農場(鹿児島県伊佐市)と外部肥育農場(直営・預託農家)から構成されています。
大口農場は外周4km、115万㎡という広大な養豚場で、一農場あたりの飼育頭数は日本一。
東京ドーム25個が収まる敷地に母豚1万頭、肥育豚9万頭を飼育し、年間20万頭を出荷しています。

発生する豚糞は全量堆肥化し良質の肥料に、廃水は場内の巨大な処理施設で「活性汚泥法」により分解処理しています。

私たちは、自然のおいしさ、安全な素材へのこだわりをもち、「食」を通してお客様の健康を支えています。

環境に優しいリキッドフィーディングシステム

国内では少ないリキッドフィーディングシステムも導入しています。
リキッドフィーディングシステムとは、飼料と水を混ぜて液体状の飼料を豚に与える方法ですが、ジャパンファームでは伊佐市内の有名酒造メーカーと協力し芋焼酎粕を与えています。

豚の嗜好性が高まり、また焼酎粕に含まれる栄養素が作用することで、肉質に高い評価を得ています。
さらにリサイクルの過程で乾燥・加熱処理などを行わず環境に優しい取り組みは「平成28年度エコフィードを活用した畜産物生産の優良事例」で最優秀賞を獲得しました。

徹底した管理・データ分析から生産性を改善、蓄積した膨大なデータを元に、科学的な分析を行い、生産計画を作成し、また獣医師のコンサルティングをもとに生産性改善に努めています。

安心・安全な商品提供のため、飼養管理を徹底し、健康な豚を育てています。またメーカーの協力を得て、弊社独自の飼料を製造しています。今年からAI-IoTを活用したデジタル化にも挑戦し始めました。